第2回「東京文芸部書く会」活動報告

2023年12月30日(土)に第2回東京文芸部「書く会」を池袋で開催しました。

今回は4名(私:1人・男性:2人・女性1人)の参加でした。

今回は小説を書いた方が4名でした。(前回は詩を書いた方が1名、エッセーを書いた方が1名でした。)

皆様、ご参加ありがとうございました。

本日の書く会

会場

本日の会場は池袋のレンタルスペースをお借りしました。

入口が前回とは別な意味で隠れ家的な感じ。

やっぱり入るのには緊張しましたが、私が入らなければ会は中止になってしまうので中に入って行きました。

薄暗い中、思ったより長い階段を昇っていくと……綺麗なスペースが!

(前回同様、内装写真とり忘れてました)

入口が少し見つけずらいのでいらっしゃる皆様には

メッセージでも共有しました。

少し早めに皆さん揃われたので会場へ移動。

書く会

第二回もまずは簡単な自己紹介から開始。

そこから、インスピレーションを獲得するために「1人1文小説」ゲームをしました。

これはその場で皆さんの意見をいただて生まれた(たぶん)東京文芸部発の新しいワークショップです。

内容は単純で1人1文を口頭で作り、次の人がさらにもう1文追加して物語を作っていくゲームです。(ex.1人目「吾輩は猫である。」2人目「名前はまだない。」3人目……)これを時計回りとか反時計回りとか指名制とか順番をグチャグチャにしながら何周かしたところでオチに向かっていき、半強制的に話を終わらせます。※どんな文章になったかは後述します。

無題(1人1文小説)

僕は池袋にやってきた。

そびえたつ壁を眺めていた。

つまり自分はまともな人間ではないのだ。

まともな人間ではない僕の隣に同じくそびえたつ壁を見上げる女がいた。

僕は隣の女には話しかけなかった。

気がつくと隣の女は僕の方を見上げていた。

と思ったら彼女は遠くの飛んでいる鳥を見ているようだった。

僕もふと見上げると監視塔にいる警備兵もその鳥を見ているようだった。

今日も平和だなぁ。

あの大震災があってから10年がたつ。

この女もあの警備兵も鳥も10年前はどうだったのだろうか。

あの大震災で何もかも変わったが、東と西の関係だけは変わっていないように思える。

思い出すのは爆撃の音。

僕の意識は爆撃の音を思い出したところで、鳥の声で現在に呼び戻された。

僕は今年で300歳になる。

僕が生きている瞬間に統一を見られる瞬間はないのだろう。

ということで、上記の物語からインスピレーションをえて「書く会」スタート。

成果物(小説:4作※1作は希望により未公開)

無題(小説)

砂漠世界の密貿易(小説)

あの日の境界線(小説)

終わりに

終わったあとは、4人でガストにいきました。

いろいろなバックグラウンドを持った皆さんがいて、今回も新しい体験ができました。

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